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第1曲
- 悪偶(あぐう)
- 邪悪な術で作られる生きた人形。体内に縫い込むと、誰でも天才になることができる。
- 守護神(しゅごしん)
- 選ばれし人間に特別な才能を与える神。守護する人間と共に生まれ、その人間が死ぬと消える。
- 裁縫師(さいほうし)
- 邪悪な術を使う魔術師。守護神を持つ人間を拉致し、悪偶を作り出している。
- 救済者(きゅうさいしゃ)
- 悪偶を救うために旅をしている道士。道法という独自の術を使うことができる。
第2曲
- 悪偶マーケット(あぐうまーけっと)
- 悪偶の取引が行われる場所。大量の悪偶が保管されており、全世界に点在している。
- ミューズ型・悪偶(みゅーずがた・あぐう)
- 芸能に関する能力を持つ悪偶。
- ヘルメス型・悪偶(へるめすがた あぐう)
- 商売に関する能力を持つ悪偶。
- エウテルペー型・悪偶(えうてるぺーがた あぐう)
- 音楽に関する能力を持つ悪偶。
- 高級裁縫師(こうきゅうさいほうし)
- 裁縫師協会の高級コースを修了した裁縫師。裁縫師の中で高い地位にある存在。
- 外獅子印・借魂(がいじしいん・しゃっこん)
- 道法の術の一つ。外獅子印を結び、他者を操る。
- 束屍法陣(そくしほうじん)
- 道法の術の一つ。結界の中に敵を閉じ込める。
- 巨雷火印(きょらいかいん)
- 道法の術の一つ。巨大な印の中に炎を放ち、敵を焼き払う。
- 解放手順(かいほうてじゅん)
- 裁縫師はそれぞれ独自の結び方を持っており、悪偶を縛る手順は各裁縫師の象徴でもある。強引に解こうとすると必ず絡まり、永遠に解けなくなる。
- 血海(けっかい)
- 膝の近くにある経穴。
- 照海(しょうかい)
- 踵の近くにある経穴。
- 水突(すいとつ)
- 喉にある経穴。
- 尺澤(しゃくたく)
- 肘の内側にある経穴。
- 陰郄(いんげき)
- 手首にある経穴。
- 鳩尾(きゅうび)
- みぞおちの中央にある経穴。
- 汚邪焼尽(おじゃじょうじん)
- 道法の術の一つ。御札を使い、道法の炎で浄化を行う。
- ダークマジック(だーくまじっく)
- 紫袍の裁縫師が使う術。
- 道法(どうほう)
- 救済者が使う術のこと。
- 化仙(かせん)
- 道法の術の一つ。攻撃に特化した姿に変身する。
- 八千数罡天指(はっせんすうこうてんし)
- 道法の術の一つ。道法の力を剣気に転じ、無数の剣で攻撃を行う。
- 火焼雲(かしょううん)
- 道法の術の一つ。瓢箪から激しい炎を放ち、一面を焼き払う。
第3曲
- ヘラクレス型・悪偶(へらくれすがた・あぐう)
- 怪力の能力を持つ悪偶。
- フェッテ(ふぇって)
- バレエ用語。片足でつま先立ちをして回転すること。連続してフェッテを行う『グラン・フェッテ』は、最高32回転。
- 救済者兄弟会(きゅうさいしゃきょうだいかい)
- 救済者達の組織。現在、救済者はほとんど残っておらず、第140代伝道師が羅正である。
- 裁縫師協会(さいほうしきょうかい)
- 裁縫師達が所属している協会。多数の流派が存在する巨大組織である。
第4曲
- 裁縫師技術研究所(さいほうしぎじゅつけんきゅうじょ)
- 裁縫師協会の研究機関。守護神に関する研究を行っている。
- 初級裁縫師(しょきゅうさいほうし)
- 裁縫師協会の初級コースを修了した裁縫師。裁縫師の中で低い地位にある存在。
- 練丹道士(れんたんどうし)
- 丹薬を研究し、呑むことによって仙人になることを目指している道士。
- 練丹術(れんたんじゅつ)
- 仙人なるための薬を作る術。
- 羽化登仙(うかとうせん)
- 仙人になること。
- 王呂(おうろ)
- 古代中国の名医。救済者が使う道法の基礎を築いた人物。
- 天合の術(てんごうのじゅつ)
- 道法の術の一つ。守護神と心を通じ合わせ、神の力を自由に使うことができる。
第5曲
- 神縫いの糸(かみぬいのいと)
- 裁縫師が悪偶を作成するときに使う糸。この糸を他者の神経に繋ぐと、相手の行動を操ることができる。
- 傀儡の術(くぐつのじゅつ)
- 緑袍の裁縫師が使う術。神縫いの糸を利用して他者の行動を操る。
- 観元(かんげん)
- 道法の術の一つ。人には見えない神賦天才の守護神を第三の目で見ることができる。
- メーディア(めーでぃあ)
- 知恵の女神。
- 通感術(つうかんじゅつ)
- 道法の術の一つ。他者と感覚を共有する術。
- 神賦天才(しんぷてんさい)
- 古代中国の名医。救済者が使う道法の基礎を築いた人物。
第6曲
- ビザ(びざ)
- 国家が自国民以外に対して、入国しても差し支えないと示す証書。中国国民が出国する場合、パスポートに加え、出国先ごとのビザが必要となる。(ごく一部の国を除く)
- 身分証明書(みぶんしょうめいしょ)
- 中国で国民に対して発行されている身分を証明する証書。航空券購入時、宿泊施設利用時など様々な場面で必要となるため、常時携帯していることが多い。
- 通行許可書(つうこうきょかしょ)
- 中国大陸の国民が香港やマカオ特別行政区へ行く際に必要となる『港澳通行証』のこと。利用するためには事前に出入境管理機関への申請を行い、限られた回数の許可を受ける。
- 乱獅崩拳(らんしほうけん)
- 道法の術の一つ。強力な打撃を繰り出す。
- 繊々婆手(せんせんぼうしゅ)
- 『傀儡の術』の一つ。手で素早く神縫いの糸を操縦し、相手の中枢神経をコントロールする。
第7曲
- 無堅無破(むけんむは)
- 道法の術の一つ。道法の力を剣の姿に転じ、敵を打ち砕く。
- 昇神・金剛不滅(しょうじん・こんごうふめつ)
- 道法の術の一つ。攻撃に特化した姿に変身する『化仙』に対し、『昇神』は防御に特化した姿に変身する。
第8曲
- 緑袍(りょくほう)
- 裁縫師協会の派閥の一つ。所属する裁縫師はみな緑の服を身に纏っており全員が女性。黄鶯鶯は緑袍の初級裁縫師。
- 李純美・伯爵(りじゅんみ・はくしゃく)
- かつて黄鶯鶯が生徒として所属していた『緑袍学院』の校長。大裁縫師エルバト(男爵)と同じく、裁縫技術研究員十二人の代表の一人であり唯一の女性。
- 天命鎮妖(てんめいじんよう)
- 道法の力が込められた札。黒魔術の気配を帯びたものを退ける力を持っている。
第9曲
- 多層需要関係(たそうじゅようかんけい)
- 多層化しているそれぞれの要求の関係性。
- ニーズ(にーず)
- 需要。それぞれが求めているもの。
- サプライ(さぷらい)
- 供給。それぞれが提供するもの。
- 神賦の糸(しんぷのいと)
- 守護神と神賦天才の神経を繋ぐ糸。神賦天才はこの糸を通じて、守護神から特別な能力を授かっている。裁縫師が使う『神縫いの糸』とは異なり、他者が断ち切ることはできない。
第10曲
- 紫袍(しほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。紫色の服を纏っており、悪偶に関する生物学の研究を行っている。代表はエルバト。
- 喰偶の術(しょくぐうのじゅつ)
- 悪偶を飲み込んで体を悪偶の細胞と融合させ、神縫いの糸を使わずその能力を利用できる。紫袍の裁縫師が使う術。
- ヒュドラの口づけ(ひゅどらのくちづけ)
- 『喰偶の術』の一つ。蛇のような長い舌で触れたものを毒で犯して殺す。
- ヒュドラの叫び(ひゅどらのさけび)
- 『喰偶の術』の一つ。蛇のような長い舌を大量に吐き出して攻撃を行う。
- 剣訣・破殺(けんけつ・はさつ)
- 道法の術の一つ。刃のような鋭い波動を出す。
- カドモスのドラゴン(かどもすのどらごん)
- 『喰偶の術』の一つ。身体能力を急激に増幅し、ドラゴンのような姿に変身し、防御のための硬い鱗片を纏う。
- 指絡柔掌(しらくじゅうしょう)
- 道法の術の一つ。長く柔軟になった腕で、相手を拘束する。
- アルクメネの糸(あるくめねのいと)
- 『喰偶の術』の一つ。蜘蛛のような姿に変身し、糸を吐き出して相手を拘束する。
- 李刹(りせつ)
- 救済者兄弟会の第45代伝道師。
- 無鑑(むがん)
- 救済者兄弟会の第86代伝道師。
- 龍泉(りゅうせん)
- 救済者兄弟会の第113代伝道師。
- 砕玉(さいぎょく)
- 救済者兄弟会の第122代伝道師。
- 如空(じょくう)
- 救済者兄弟会の第139代伝道師。羅正の師匠。
- タウロスの角(たうろすのつの)
- 『喰偶の術』の一つ。牛のような姿に変身し、怪力になる。
- 無覚(むかく)
- 『傀儡の術』の一つ。相手の中枢神経をコントロールする技 。
- 無知(むち)
- 『傀儡の術』の一つ。相手の脳神経を破壊する。
第11曲
- 大裁縫師(だいさいほうし)
- 裁縫師の流派で代表を勤めている者のこと。桁違いの強大な力を持っている。
- 絡み織り(からみおり)
- 『傀儡の術』の一つ。神縫いの糸で敵を拘束する。
- 網羅織り(もうらおり)
- 『傀儡の術』の一つ。神縫いの糸を周囲に張り巡らし敵の動きを封じる。
- フィボナッチ数列(ふぃぼなっちすうれつ)
- イタリアの数学者・フィボナッチから名付けられた数列。最初の二項が「1」であり、それ以降は、直前の項と、二つ前の項の和になっている。
第12曲
- ティーターン・クラス(てぃーたーん・くらす)
- ティーターン族の神の力を宿す悪偶の分類。
- ウィズダム・オーダー(うぃずだむ・おーだー)
- 知恵の力を宿す悪偶の分類。
- オメガ定数(おめがていすう)
- オメガの値を表す数学定数。無理数であり永遠に続く。
- アテナ(あてな)
- 知恵の女神。ロジックと計算に長けている。
- 乱麻巻(らんままき)
- 『傀儡の術』の一つ。敵の中枢神経を乗っ取り、全身の神経の流れを変えて敵の動きを封じる。緑袍の代表だけが使える技。
- 緑袍学院(りょくほうがくいん)
- 緑袍の裁縫師の養成機関。
- 神偶(しんぐう)
- 全ての守護神の能力を兼ねそろえた究極の悪偶。悪偶、全1024種類を一人の人間に宿した後、その人間を悪偶にすることによって作り出す。
- 悪偶資料館(あぐうしりょうかん)
- 裁縫師協会が管理している資料館。研究資料として全ての種類の悪偶が納められており、協会本部の許可無く立ち入ることはできない。
- 十二色の流派(じゅうにしょくのりゅうは)
- 裁縫師達が所属する十二種類の流派のこと。各流派は色によって分類されており、エルバトが代表である紫袍、黄鶯鶯の所属する緑袍のほか、緋袍、黄袍、青袍、橙袍、褐袍、柳袍、藍袍、白袍、桜袍、朱袍の流派が存在する。
- 緋袍(ひほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。緋色の服を纏っており、悪偶や薬剤の研究を行っている。
- 黄袍(こうほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。黄色の服を纏っており、悪偶や不死呪 の研究を行っている。
- 青袍(せいほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。青色の服を纏っており、悪偶や呪術の研究を行っている。
- 橙袍(とうほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。橙色の服を纏っており、動物偶の研究を行っている。
- 褐袍(かつほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。褐色の服を纏っている。
- 柳袍(りゅうほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。柳色の服を纏っており、悪偶よりも芸術の研究に熱心。
- 藍袍(らんほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。藍色の服を纏っており、悪偶を用いた医療、特に守護神の移植に関する研究を行っている。
- 白袍(はくほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。白色の服を纏っている。双子や多胎児の神賦天才の特性の研究を行っている。
- 桜袍(おうほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。桜色の服を纏っており、史上初めての悪偶、百戯天才石鬼子を用いて作った悪偶の研究及び守護を行っている。唯一、日本を拠点としている流派。
- 朱袍(しゅほう)
- 裁縫師協会の流派の一つ。朱(赤)色の服を纏っており、守護神の能力の研究を行っていた。協会から姿を消したため現在は不在。
- 協会本部(きょうかいほんぶ)
- 裁縫師協会の中枢機関。